ブルーライトとの上手な付き合い方
電車の中や道を歩いていても、みなさん片手にはスマートフォンを持っていたり、
仕事では必ずと言っていいほどパソコンが無くては始まらないほど、誰もが利用する機会が増えました。
それにより言われることが多くなった『ブルーライト』の存在。
ブルーライトは私達にどのような影響を与えるのでしょうか?
☆ブルーライトとは?
可視光線の中で紫外線に次いで高いエネルギーを持ちます。
刺激も強く、網膜や黄斑部分にも影響を与えてしまう強い光の事を指します。
☆ブルーライトは身近にある?
パソコンやスマートフォン、LEDディスプレイ、LED照明に多く使われています。
最近はLEDを使った場所が多くなっているので、本当にブルーライトと私達は
身近な存在になっていますね。
このブルーライトは私達にどういった影響を与えるのでしょうか?
☆ブルーライトの影響
●目への影響
ブルーライトは他の光と比べ波長が短いため光が散乱しやすい性質を持っています。
そのため、パソコンやスマートフォンの長時間使用により、眩しさやちらつきを感じやすく、
目がピントを合わせようと働くため、目が疲れやすくなってしまいます。
目の筋肉の使い過ぎで目が疲れ、そこから首や肩のコリにも繋がってしまいます。
また、ブルーライトを浴び続けてしまうと、目の網膜や黄斑部分にも影響を与てしまいます。
ブルーライトが網膜に照射されることで活性酸素が発生し、この活性酸素は体の老化を加速させてしまい、
そのため、加齢とともに増える眼病『加齢黄斑変性』の原因にもなってしまう場合があるそうです。
●睡眠への影響
寝る直前まで、パソコンやスマートフォンなどを見ていると、睡眠ホルモンの分泌を抑制させ
本来徐々に睡眠へと向かう過程をさまたげてしまいます。
そのため、体内時計の乱れがおき、寝つきが悪くなったり、眠れなくなってしまう事もあります。
睡眠不足で日常の生活に支障が出てしまう事も考えられますね。
☆普段できる対策
ブルーライトが与える影響は分かりましたが、パソコンやスマートフォンは仕事でも使う必要なものですし、
全く使わないわけにはいかないですよね。
普段できる対策をいくつかご紹介します。
●明るさを下げる
これはブルーライトカットというよりは目の疲れを軽減させる方に有効ですが、ディスプレイの明るさを少し
下げる事で強い光によって目が余計に疲れる事を軽減してくれるのでお勧めします。
●ブルーライトカットメガネ
直接ブルーライトを見る事が避けれるため、目に優しいものです。
メガネショップでも色々なフレームの物が販売されているので、お好みで選ぶこともできますね。
●ブルーライトカットフィルム
メガネをかけるのは苦手なんだ・・・。という方は、スマートフォンやパソコンの画面に
ブルーライトカットフィルムを貼るのがお勧めです。
家電量販店などで購入が可能です。お好みのサイズにカットして使うものなど様々な形に対応しているものが
あります。
☆疲れ目に効果的
いくら対策をしても、目を使ってしまう事には変わりません。
疲れ目や肩こりは回避できないのが現実ですよね。長時間使用しなければいけない時は、合間で休憩を取る事が
大切です。
●目を温める
休憩のときに、ホットアイマスクなどを使い目を温めるのは有効です。
目の周りの筋肉がほぐれ血行が良くなり、リラックス効果も得られますよ。
ホットアイマスクは市販されているので、手軽にどこでも使えますよ。
●ストレッチ
同じ姿勢でいる事により、血行が悪くなり首や肩のコリにもつながります。
合間で肩をぐるぐると回したり、腕を伸ばすなどストレッチをする事で滞っていた血流が改善し筋肉の緊張もほぐれ、
気分転換にもなります。
今や私達の生活に欠かせないものとなったパソコンやスマートフォン。
そこには、ブルーライトというものが付いて回りますが、生活に不可欠なものだからこそ、
自分に合った対策をして上手な付き合い方をしていく事が大切ですね。
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